九州大学の新キャンパス<伊都キャンパス>では、パブリックスペース・デザインのマスタープランに基づいて、アート導入が計画的に行われています
Task プロジェクトの課題
九州大学では、広大なキャンパスの建設計画に伴い、パブリックスペースにおけるデザインのマスタープランを策定した。アートもパブリックスペースを構成する大切な要素として取り上げられ、キャンパスにおけるパブリックアート導入が課題となった。
Solution アートプレイスの提案
長期におよぶ建設計画において、アートワークのマスタープランおよびマニュアルを作成しておくことにより、統一した考え方に基づいて、場と時代に即したアートワークの実現が可能となる。そこで、キャンパスにおけるパブリックアートの調査・傾向の分析を行い、本キャンパスにおけるアート計画の導入のマニュアルを策定した。
マスタープランに基づくアート計画の第一弾として、たほりつこによるランドスケープアートの他、講義棟のエントランス部分など屋内外にアートワークを設置。その後、他の講義棟にもマニュアルに基づき順次アートワークが導入されている。
Works 作品
グローバルな大学を目指す伊都キャンパスの作品
アーティスト: たほりつこ
東京と上海を結ぶ直線を作品の軸線として組み込み、ちょうど真ん中の地点に作品が設置されている。作品の間を通った時だけ聞こえる特別のスピーカーを設置しており、留学生参加により制作されたサウンドが、訪れる人にささやく。
事業主 | 国立大学法人 九州大学 |
所在地 | 福岡県福岡市 |
アーティスト | たほりつこ |