品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園 品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園 品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園 品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園 品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園 品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園 品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園 品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園 品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園 品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園 品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園

品川区立小中一貫校 豊葉の杜学園

Shinagawa Municipal Houyou no Mori Gakuen | 2013

子どもたちの創造性と学校・地域の歴史を表し未来へつなぎます

Task プロジェクトの課題

豊葉の杜学園は、杜松小学校、大間窪小学校、豊葉の杜中学校(旧荏原第三中学校と旧荏原第四中学校が合併)を構成母体校とした小中一貫校で、ほかに幼稚園・保育園・地域センターを併設し、子どもから大人まで集う地域の中核施設である。アートワークは子どもたちが通学時に往来する大階段を中心に展開し、日々の学校生活のなかで親しむことができるように計画された。

Solution アートプレイスの提案

かつての学校名や学校が所在した地域の名称を統合した「豊葉の杜」にふさわしく、豊かな森と、荏原を象徴するえごまの葉、そして地域の生活を支えてきた旧品川用水をモチーフとして描かれ、新しい学校の背景にある歴史を表しながら、それらがここで育つ子どもたちの未来へつながっていくことを、親しみやすく明るい色調と絵柄で表している。また、新しい学校名称である「豊葉の杜」について考えるきっかけとなるよう、豊かな森とは何か、そこに生きるいきものは何かをテーマにアーティスト主導のもと、小中学校の子どもたちとワークショップを実施した。

Works 作品

壁面アート大階段側壁、幼保壁

アーティスト: 池田光宏、小木曽瑞枝

グラフィックは三角、四角、丸を基本とし、子どもたちが認識しやすく、同時に多様な想像をもたらすものとして描かれている。正門のシンボル的な存在であるグラフィックは、子どもたちが使う道具である定規や分度器で描けるものとし、かたちやデザインに対する子どもたちの興味を育むとともに、正門前を通過する地域の人々にとってもなじみやすいものとした。

立体作品《杜の番人》正門

アーティスト: 池田光宏、小木曽瑞枝

正門の上には、子どもたちに親しみやすく、子どもたちのこれからを見守る杜の番人をイメージしたオブジェを配し、日々の生活のなかで記憶に残るシーンを創り出している。

事業主品川区
所在地東京都品川区
設計デザイン株式会社石本建築事務所
アーティスト池田光宏、小木曽瑞枝
施工東急建設株式会社
撮影ただ(ゆかい)、池田光宏、ArtPlace inc.(株式会社タウンアート)
写真提供石本建築事務所