広場の中央に、バイオテクノロジーからイメージした花崗岩のベンチと床石を据え、来訪者を迎えます
Task プロジェクトの課題
総面積38.1ヘクタールの新竹バイオメディカルサイエンスパークは、高度医療病院や研究開発センター、育成センターなどの専門施設を核とした運営を目指し、台湾における最大のバイオ医療産業の拠点として整備されつつある。広大な敷地にパブリックアートが段階を設けて計画されており、その第二期プロジェクトとして「生医三重奏-連結と革新」というコンセプトで、3名のアーティストが起用されることになった。
Solution アートプレイスの提案
園区の中央に位置する広場のために、ドイツからアーティストBodo Korsig(ボド・コルシグ)を招き、生物医学の研究に不可欠な人間の無限な想像力、命に対する好奇心に呼応するような作品を実現した。
Works 作品
《串聯的樂章/Connect the Dots and Challenge the Status Quo》
アーティスト: Bodo Korsig
バイオテクノロジー施設の性質から発想し、細胞のように独立しつつ繋がり、反応を生み出すような空間を、花崗岩のベンチと床石の立体的な構成によって創り出した。石に象嵌された23のシンボルは自然や科学からの想像によって描き出した未知の物体。生命の動きを感じさせるその曖昧な形を通して、人々の好奇心と想像力を引き出す。
| 事業主 | 科技部新竹科学工業園区管理局/Hsinchu Science Park Bureau, MOST |
| 所在地 | 台湾・新竹県・竹北市/Taiwan・Hsinchu・Zhubei |
| アーティスト | Bodo Korsig |
| 総合ディレクション | 達達創意/DADA IDEA |
| キュレーション | 陳惠婷/Huiting Chen |
| アートディレクション | 株式会社タウンアート(現 ArtPlace Inc.) |