赤羽美和によるワークショップ動画を公開しました。

2025年1月、ワークショップを通じて社員同士が協働制作した作品、赤羽美和によるユニークなアートウォール《Our Shapes》が完成しました。そのプロセスドキュメントです。リンク


企業の歴史を振り返るヒストリーエリアやアーカイブエリアが展開されている4Fに、110年にわたり日本の椅子事業をリードしてきた企業、コトブキシーティング株式会社の歴史と、社員同士の協働や個人の創造性をエンパワーメントさせることで、過去から未来につながり変化し続ける企業のありようを表現しました。

Process |
110年続く企業のロゴをモチーフに、有志の社員たちが参加したワークショップによる作品制作を実施。
社員同士が互いに協力し合い、自社のロゴをいつもとは違う視点から捉え、図案に起こす体験により、普段抱いている会社のイメージから離れ、新たな視点から働く場を捉えなおす機会の創出を試みました。 社員が行きかう階段踊り場壁面には、原画をデジタル処理し、オフィスを移動する際に空間の一体感を感じられる演出をおこないました。

作品タイトル | 《Our Shapes》 | 4F廊下/エレベーター前/階段踊り場(3-4F、4-5Fの2カ所)
アーティスト | 赤羽美和 / AKABANE Miwa
2025
ウォールシートアート
原画サイズ : H400×W1,400mm
アート展開サイズ : 4F廊下 H2,125×W2,340+H2,135×W4,435mm
エレベーター前 : H2,045×W1,825mm
3-4F階段踊り場 : H2,245×1,014 mm H2,245×1,035 mm
4-5F階段踊り場 : H2,123×1,003 mm H2,135×1,013 mm

Concept |
赤羽は「丸・三角・四角」をじゃんけんの「グー・チョキ・パー」になぞらえ、3つの形が揃えばあいこ 「誰も負けない、勝たない」というイメージに惹かれ、ワークショップを行なう。 丸・三角・四角は、コトブキシーティング株式会社のロゴにも使われている、社員に親しまれているモチーフ。 3つの形を言葉に見立てるなど、アーティストの設けたルールに沿って、ひとりで、または、グループで協力して丸・三角・四角がドローイングで描かれた。この多様な「対話のドローイング」はグリッド上に再構成・配置され、それぞれの個性が際立ち 有機的なリズムを醸し出す。ワークショップに参加した社員にとってはいつもとは異なるコミュニケーションの手法を通じて他者との違いに気づき、仲間をさらに理解する機会となった。

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事業主 | コトブキシーティング株式会社
所在地 | 東京都
アーティスト | 赤羽美和
動画撮影・編集 | 木村雅章
協力 | コトブキシーティング株式会社
アートディレクション | ArtPlace Inc.

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