康 夏奈
KOU Kana
1975年 東京都生まれ, 2015年までは吉田夏奈の名前で活動。2020年 逝去 / 広島市立大学 芸術学部デザイン工芸科卒業
描かれた多くの風景表現の基盤は実体験に基づく。描く対象を決めるとその物理的な実態としての風景を知るためにその場所を知ろうとする。集積された風景、感じた怖れの体験、それらを集めて新たに物体としての風景を組み立てなおす。その対象がパノラマや塊のような物体であるのは、眼前の視覚的な自然を描いたものではなく、対象となる自然を自らが感じた塊の対象としてとらえているからである。
主な展覧会
2020年 「生命の庭 ―8人の現代作家が見つけた小宇宙」, 東京都庭園美術館
2019-13年 「瀬戸内国際芸術祭2019-13」, 小豆島, 香川
2014年 「MOTアニュアル2014 FRAGMENTS」, 東京都現代美術館
2019-13年 「瀬戸内国際芸術祭2019-13」, 小豆島, 香川
2014年 「MOTアニュアル2014 FRAGMENTS」, 東京都現代美術館