城愛音

JO Aine

1994年大阪生まれ / 2019年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了

「今、生きる私が身近な人物を描くとは。」

城は、人が心を許した身内のみにみせる気の緩んだ一瞬の表情、その姿と仕草に惹かれ、人物画を描く。ポートレイトを描く事は、いつの時代でも「今」をうつし自身を記録する、日記のようなものと捉えている。個人の何気ない時間を切り取り、言葉にならない思いを多数の色彩と筆致へ溶け込ませ、「あの日」を油彩で描くことによって、人物やその光景が取り巻く浮遊しているような感覚を表現する。疾走、焦燥、軽やかさを感じながら、眼が冴えるような色を紡いでいる。

受賞歴

2017年京都銀行美術支援制度奨学生
2017年第32回ホルベイン・スカラシップ奨学生

主な展覧会・プロジェクト
2022年個展「城愛音展」, イトーキ大阪ショールーム, 大阪
2022年「art stage OSAKA2022」, 堂島リバーフォーラム, 大阪
2021年個展「After image」, TAKU SOMETANI Gallery, 東京
2021年個展「城愛音展」, Oギャラリーeyes, 大阪
2020年「VOCA展 2020 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」, 上野の森美術館, 東京
2020年個展「contact Ⅱ」, 芝田町画廊, 大阪
2019年「ARTISTFAIRKYOTO」, 京都文化博物館別館, 京都
2019年「Kyoto Art for Tomorrow 2019 –京都府新鋭選抜展–」, 京都文化博物館, 京都

https://ainejo.wordpress.com/