アーティストインタビュー : 古橋 香
ArtPlace Inc.アーティストインタビューを公開しました。
Vol.8は、古橋香さんです。
2022年8月、住友ファーマ株式会社オフィスの執務エリアとカフェエリアに古橋さんによるガラスアート作品《Rhombus Green -Garden-》と壁面アート作品《Rhombus Green -Islands-》が完成しました。
住友ファーマ株式会社の企業理念に基づく医療、製薬研究への取り組みを知り、今回の作品制作を通じて、働く空間をどのように変化させていくかといった、本プロジェクトにたいする古橋さんの思いやお考えを伺いました。
社章のデザインと緑をモチーフに描かれた原画を元に、透過性を活かしたガラスシートに変換し、執務エリアにおけるミーティングルームのガラスに7面にわたり展開しました。隣接するカフェエリア壁面には、そのデザイン的要素と絵画的表現の中庸をめざした油画の質感が反映されたウォールアートを配しています。統一したモチーフでありながらも、カフェエリアとミーティングルームという異なるオフィス空間で、マテリアルと微細な色合いの差異が響き合い、連なる構成によってフロア一体が調和した空間形成がなされました。
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《Rhombus Green – Island -》
2022
W10200×H3000mm
壁面アート
《Rhombus Green – Garden -》
2022
W21600×H3000mm(7面)
ガラスアート
コンセプト |
『視覚的な穏やかさとヴィヴィッドな刺激の双方を持つ空間を、いかに表現するか。望遠と俯瞰、視点のリズミカルな変化をイメージした色彩構成で、異なる性質の共存を目指した。ガラスに展開する半透明のGardenと、壁面に点在する島々のIslands。浮遊し連続する菱形=ロンバスのラインが、緑の諧調を渡りながら両者を繋いでいく。』(作家コメントより)
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設置場所 | 住友ファーマ株式会社 東京本社
アーティスト | 古橋 香
アートディレクション | アートプレイス株式会社
スティル撮影 | 加藤甫
動画 | 2022年6月撮影
撮影・編集 | 渡邊拓也
動画サムネイル | 仲田絵美
