オフィスのリニューアルにともない、山本努さんの作品が壁面を飾ります
この春、ArtPlaceが展開するオフィスのアート空間をご紹介します。ITOKI TOKYO XORKオフィス改装リニューアルにともない、12Fオフィスに山本努さんによるレリーフ作品《cosmic net》を展示いたしました。
アーティスト | 山本 努 / YAMAMOTO Tsutomu
レリーフ作品 | 《cosmic net》/コスミックネット
2022, FRP, Urethane coating , 875×2000×170mm
Concept |
活動を紡ぎ、働く場を編む
かつて、星々を結び星座や神話を創造したように
人びとの活力ある相互作用を創造する場で
創業時の天体を紡ぎ、光を編む
夜間カヤックで漕ぎ出し、揺らぎの中で星空や湖面を眺める中から
星々をつなげネットのように編むこと、そこから生じる現象について考えました。
「働く」を基とした人びとの活動をつなぐ空間をデザインし、それら活力の未来を
創造するオフィスの壁面で天体の結びつきとその広がりを表現できればと考えています。
山本は時の流れによる自然の移り変わりに主眼を置き、光と影の反射や、風、星座など自然現象をモチーフとして、レリーフや立体作品を発表しています。《cosmic net》は、イトーキの創立記念日である1890年12月1日の零時を迎えた瞬間に、まさにこの壁面の方角に見えた星々を結んだ天体がフォルムになっています。「働く場を編む」ことをコンセプトとした山本の作品は、夜空の星々がつながる天体図が元になっており、未来へと働く場に活力を紡ぎ続けるイトーキの姿を表わしています。
作家情報 |
1980年 岡山県生まれ
2009年 東京藝術大学大学院 美術研究科先端芸術表現専攻修士課程 修了
主な展覧会 |
2022年 グループ展「Light Brain展Vol.2」, ITOKI TOKYO XORK, 東京
2021年 グループ展「HORIZON」, ACAO LOBBY MUSEUM, ACAO SPA&RESORT, 静岡
グループ展「素材之花ー春への兆しー」, Art front gallery, 東京
2020年 個展「sequence」, HARUKAITO by Island, 東京
グループ展「VOCA2020」, 上野の森美術館, 東京
2019年 グループ展「目の目 手の目 心の目 part2」, 岡山県立美術館
プロジェクトページはこちら
インタビューはこちら