大学の創始者の思想をアートを通して学生たちに伝える、「ことば」のプロジェクト
Task プロジェクトの課題
大学の創始者である理事長が大切な言葉として学生たちに伝承していきたい言葉、いわば大学理念の根幹を成す言葉を、アートを通して伝える。
Solution アートプレイスの提案
(当時は健在だった)理事長のことばをアーティストの思想や感性のフィルターを通して、新たなかたちとして伝えることにより、学生たちの日常生活のなかで、気づきを与える。
アーティストに藤本由紀夫を起用し、理事長との対談や著作本を通して、理念と思想を表す3つの言葉を取り上げ、アートワークとして建築空間にちりばめるプロジェクトを提案。この建築に埋め込んだ「ことば」のアートワークが間接的に大学の理念や理事長のメッセージを学生たちに伝える一方で、建設段階においては、学生たちとのワークショップを行い、アーティストの思想に直接的に触れる機会を作り出した。
Works 作品
「ことば」のアートワーク
アーティスト: 藤本由紀夫
「Als Ich Kann」(訳「わたしにできるだけのことを」/ロマン・ロランが著書において引用したヤン・ファン・エイクの言葉) 、「見る、考える、行う」「ほほえみ」(いずれも英訳)の3つの言葉が、窓やルーバー、壁のなかに発見できる仕掛けとなっている。
事業主 | 畿央大学 |
所在地 | 奈良県北葛城郡広陵町 |
アーティスト | 藤本由紀夫 |