白壁のエントランスは、風に舞う色とりどりの花の絵が来訪者をビル内に導き入れます
Task プロジェクトの課題
フィールド北参道は、ホワイトを基調としたガラス張りの外観の賃貸オフィス・ビル。
複数の企業が入居するビルのエントランスホールは、来訪者を出迎える企業にとって共通の顔となる空間であり、同時に日々働くオフィスワーカーにとっては生活背景の1つである。
Solution アートプレイスの提案
ビルと空間をまたいで人々を招き入れ、視線を導く仕掛けとして、エントランスの内外を貫く大壁面に壁画を提案。アーティスト大巻伸嗣が、色とりどりの花々を、風に舞っているかのように描き出した。印刷されたカラフルな花、クリアコーティング材で描かれた透明の花、さらには自身の手でアクリルペイントした花を部分的に加え、3つのレイヤーで作品を仕上げている。
Works 作品
|エントランスホール
アーティスト: 大巻伸嗣
アートは単に企業イメージを向上させたり、環境を彩り、賑わいを与えるだけでなく、「視点を変えることで新しいものが見えてくる」と、大巻はいう。都会の片隅に現れた、アートの花咲くこの「庭」には、作家の発想の根底に流れる 「生ずれば滅する」というフィロソフィが、再生への想いと共に隠されたメッセージとして込められている。
所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目 |
アーティスト | 大巻伸嗣 |
建築設計 | INA新建築研究所 |
施工 | 株式会社フジタ |
撮影 | ArtPlace Inc. |