会社の理念と歴史を、硬貨計数機をイメージしたデザインで表現し、職員の新しいコミュニケーションを生む広場をつくりました
Task プロジェクトの課題
グローリー本社中央に位置する工場跡地に、当初は記念碑を制作・設置する予定であったが、職場環境に変化を与え、職員がより自発的にコミュニケーションをとる場として、会社理念「求める心とみんなの力」を表現する「広場」を目指すこととなった。
Solution アートプレイスの提案
社の原点となった「硬貨計数機」を広場全体に反映した求心力のあるデザインで、視覚的に社の理念や歴史を共有することを計画の軸とした。デザインコンセプトは、ランチやミーティングなど社員のための活動(=Activity)を、四季折々で変化を楽しめる植栽計画(=Nature)が促し、その場と理念を共有し活動を広める(=Diffuse)という意味を込めて「DNA」とした。
広場完成後は、屋外での打合せやテーブルを囲んだ食事会、社員の企画によるユニークな催し物を開催するなど、従来にはなかった新たな気風が生まれている。
Works 作品
事業主 | グローリー株式会社 |
所在地 | 兵庫県姫路市 |
アーティスト | 団塚栄喜 |
写真提供 | フォワードストローク |