舞台芸術の発信拠点のロビーでは、「天秘」と名付けられたブロンズが、観客の期待や感動をどっしりと受け止めます
宝くじ協会による助成をうけて、作家 安田侃による彫刻「天秘」をエントランスロビーに設置。作品はブロンズ製で、作家独特の丸みと柔らかく、あたたかみのある形状であり、茶系の色彩が文化センターにふさわしく落ち着きと重厚感を与えてくれている。
利用者がアートに身近に親しめるように、コーナーではなく、ロビーの動線に配置し、さらに高さを抑えたことにより、触れることができるようになっており、市民の芸術に対する距離の近さをイメージしている。
Task プロジェクトの課題
兵庫県立芸術文化センターは、コンサート、オペラ、バレエ、演劇などさまざまな舞台芸術公演を通して多くの人々が集い、交流する拠点として、2005年10月に開館した。
Solution アートプレイスの提案
イタリアを拠点に活動する彫刻家、安田侃によるブロンズ作品「天秘」をエントランスロビーに設置。作家独特の、丸みと柔らかさ、あたたかみのある形状で、茶系の色彩が芸術文化センターにふさわしい落ち着きと重厚感を与えてくれる。
来館者がアートを身近に感じられるよう、コーナーではなく、ロビーの動線に配置し、高さを抑えて、自由に触れることができるようにしている。
Works 作品
《天秘》|劇場ロビー
アーティスト: 安田侃
「天秘」は、これから演じられる数々の演奏やドラマ、観客が受け止めた感動や夢がいっぱい詰まったかたちをイメージしています。どうぞ近づいて触ってみて下さい。
「天秘」という浮遊する大きな一つの固まりを通して皆さんとこの空間とが結ばれ、人と人をつなぐ磁場が生まれることを願っています。(西宮市ウェブサイトより)
事業主 | 兵庫県 |
所在地 | 兵庫県西宮市高松町 |
アーティスト | 安田侃 |
建築設計 | 株式会社日建設計 |
撮影 | 株式会社タウンアート(現 ArtPlace Inc.) |