大阪府立母子保健総合医療センター手術棟
Osaka Medical Center and Research Institute for Maternal and Child Health | 2014年
手術棟を柔らかな光に満ちた未来の街になぞらえ、グラフィック・アートワークで描きました
Task プロジェクトの課題
同センターは、大阪府域の周産期および小児医療の専門的な基幹施設として1981年の開設され、妊産婦や新生児・乳幼児に対し、高度専門医療を行ってきた。開設30周年を機に、既存の手術棟の老朽化と増加する患者数・手術件数に対応するため、手術棟の増築が行われ、インテリアと一体的にアートワークが計画された。
Solution アートプレイスの提案
日常生活ではあまり馴染みのないものに囲まれる手術棟を未来の街並みと捉えて、メディアアート・ユニットplaplaxが、「ひかりのまち」をテーマに、グラフィックによるアートワークを展開した。未来の乗り物が行きかい、動物たちが散策する、柔らかな光に満ちた街並みに入り込むことで、患者とその家族は治療時の緊張感やストレスを和らげ、職員は新鮮な気持ちを維持できるよう、空間演出を行った。
Works 作品
事業主 | 地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪府立母子保健総合医療センター |
所在地 | 大阪府和泉市 |
アーティスト | plaplax |
基本設計 | 株式会社安井建築設計事務所 |
実施設計 | 清水建設株式会社関西事業本部一級建築士事務所 |
施工 | 清水建設株式会社大阪支店 |
インテリアデザイン | 株式会社フィールドフォーデザインオフィス |
撮影 | 吉田写真事務所 |