人工的な再開発街区に立地する病院のインテリアに、大樹をイメージした「ホスピタルツリー」とそこに集まる動物たちを表現した作品を配置しました
Task プロジェクトの課題
さいたま赤十字病院は、さいたま新都心の医療拠点整備事業として、埼玉県立小児医療センターとともに新築され、2017年1月1日にそれまでの建物から移転開院した。さいたま新都心駅前という便利であるが緑が少ない立地であることから、アートワークがその補完となることが求められた。
Solution アートプレイスの提案
木の温もりや、植物の生命力、大きな木に集まる動物を感じるような作品を配置した。
インテリア・アートは、上階に向かって枝葉を伸ばす大樹をイメージし、「ホスピタルツリー」をテーマとした。
1~3Fの3層吹抜面に配したホスピタルツリーの幹を連想させるメインの作品は、空間に伸びやかさを与え、病院の緊張感や閉塞感を和らげている。メインエントランスには、同じシリーズの木の作品をシンボライズした形で配した。
Works 作品
事業主 | さいたま赤十字病院 |
所在地 | 埼玉県さいたま市 |
アーティスト | 岸本真之、石哲元、吉田マリモ、鈴木亘彦、木俣創志、井上絢子、大森梨紗子、宮道知子、榊原洋子、田村久美子、谷口広樹、康夏奈、真木智子、玉村幸子、他 |
写真提供 | BUN / タウンアート |